マキロンアクネージュは今までのニキビ薬とは違う?効き目は?

マキロンアクネージュは今までのニキビ薬とは違う?効き目は?

ニキビ薬

マキロンから、大人ニキビ治療薬アクネージュが新発売されています。

マキロンといえば、もっぱら傷薬や消毒薬のイメージが強いブランドです。

確かに、ニキビ治療には”殺菌消毒”が必要な感じはしますが、ニキビの治療にマキロンは有効なのでしょうか?

今回は注目の新商品「マキロンアクネージュ」は今までの市販ニキビ薬と何が違うのか?

探りたいと思います。

マキロンアクネージュって?

皆さん、『マキロン』はご存知ですですよね?

マキロンは大手医薬品メーカーの第一三共ヘルスケアから販売されています。

キズの殺菌消毒薬として1971年に誕生した歴史もある市販薬です。

一般的に常備薬として使われているのでほとんどの方が、ご使用経験もあるのではないでしょうか。

マキロンは、優れた殺菌効果がある

「ベンゼトニウム塩化物」

という成分を主成分としています。

キズの殺菌消毒薬の他に、キズの治療薬やかゆみ止めパッチなど、マキロンブランドでいくつかの商品が販売されています。

そして、2021年春に新発売された医薬品が『マキロンアクネージュ』です。

主成分であるベンゼトニウム塩化物の優れた殺菌作用をニキビ薬として使えないか、5年の研究を経て開発された大人ニキビ治療薬がマキロンアクネージュとなります。

使用用途に合わせた、ローションタイプとクリームタイプがラインナップされています。

マキロンアクネージュと今までのニキビ薬との違いは?

さて本題です。

ニキビ治療薬は各メーカーから複数種類が販売されています。

ドラッグストアの店頭で、沢山の商品が陳列されているのを見かけた方もいらっしゃるでしょう。

そんな既存のニキビ薬と、今回新発売されたマキロンアクネージュとの違いはあるのでしょうか?

結論から申しますと、配合成分がこれまでのものとは違っています。

市販されているニキビ治療薬の多くは以下の成分で成り立っています。

  • ニキビ菌を殺菌する成分
  • 赤みなどの炎症を抑える成分
  • 角質を軟化させる成分

それぞれの商品で、使われている上記の成分の種類が違っていたり、あるいは全く同じものも存在します。

マキロンアクネージュではそれぞれ、

  • ニキビ菌を殺菌する成分 → ベンゼトニウム塩化物
  • 赤みなどの炎症を抑える成分 → アラントイン
  • 角質を軟化させる成分 → サリチル酸

が使われています。

マキロンアクネージュの大きな特徴は、先に述べたキズ薬の主成分『ベンゼトニウム塩化物』が使われていることです。

この成分を配合したニキビ薬は日本初となります。※2021年3月現在

これまでのニキビ薬では、炎症を抑える成分をメインとしており、殺菌成分は一般的なものが使われていました。

そこに逆転の発想を用いて、優れた殺菌成分をメインとした商品を作ろうとして研究がなされ発売されたのが、今回のマキロンアクネージュとなるわけです。

マキロンアクネージュの効き目は?

先ほど結論付けた通りマキロンアクネージュは、これまでのニキビ薬と配合成分の中身が全く違います。

よって、効き目を単純に比べることはできません。

日本初配合の最新商品だから今までの薬より効き目がいい‥とはならないのです。

人によっては、既存品が効く場合もあります。

ただ唯一いえるのは、

大人ニキビに対しての効果が大きく期待できる

という点です。

しつこく繰り返しできる大人ニキビに有効であることは、メーカーの専用サイトでもうたわれています。

また、ネットのユーザークチコミでは使用感も含め、比較的高めの評価となっていることも付け加えておきます。

マキロンアクネージュの違い、効き目は?まとめ

マキロンアクネージュは今までのニキビ薬とは、配合成分が違います。

殺菌成分をメインとした全く新しい大人ニキビ治療薬です。

その効き目も、たいへん期待できますが、既存の商品と比べるものではありません。

ユーザー評価は良いようなので、気になる方は一度試してみてはいいがでしょう。