ムヒERというお薬のCMをみかけてコレだ!と思った方いらっしゃいませんか?
ムズムズする耳の中のかゆみが、繰り返し起きてお悩みだった方には朗報だと喜ばれるお薬です。
しかし、このお薬は特によく注意して使う必要があります。
今回は、ムヒERの適した使い方と注意点のご案内です。
ムヒERはどんな耳のかゆみに適している?
耳のかゆみといえば、当ブログでも過去の記事で紹介した、ミーミエイドというお薬も販売されています。
しかし、今回紹介するムヒERとはある違いがあります。
耳まわりでの使用を目的としたミーミエイドに対し、ムヒERは耳の中のかゆみに対応した商品になるのです。
特徴としては、綿棒で使いやすいように作られた塗り薬となっています。
効能は、耳の中のムズムズ繰り返すかゆみ、赤く腫れるなどの炎症を改善するお薬です。
主成分には、医療用医薬品としても使われている成分(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)が使ってあるので、しっかりとした効果が得られることでしょう。
上記症状でお悩みの方には、よく効くお薬であることに間違いはありません。
さらに、このお薬の成分は、皮膚科で全身の症状にも処方されているものです。
つまり、耳の中以外の部位のしつこいかゆみにも使うことができます。
それこそ、ミーミエイドと同じように耳まわりにも使って良し、腕・脚・身体などのどこでも使えます。
ただし、どこにでも使えるからと言ってむやみに使用してはいけないし、使ってはいけない部位もあります。
ムヒERを使ってはいけない場合とは?

先ほど紹介したムヒERの主成分は、ステロイドに分類される成分です。
皮膚科の診察を受けたことがある方なら知っている人もいるでしょう。
かゆみや炎症を抑える優れた効果を発揮する一面、副作用の心配もしなければならない成分になります。
効き目が強い反面、長期に使い続けることで副作用の発生リスクが高くなるからです。
そのステロイドにはいくつかの種類があって、副作用リスクによって何段階かに分類分けられています。
ムヒERに使われている成分は、強い効き目を持ちつつ優しく作用するというグループに分類分けされている成分です。
よって、ステロイドの中では比較的安心して使用できる成分が配合されているといえます。
しかし、それでもやはりステロイドであることに変わりはないので、むやみにあちこち長期的に使用するのはよくありません。
今つらい症状が治ったら、すみやかに使用を中止しましょう。
特に同じ場所への長期使用は皮膚の状態を悪くしてしまう可能性があります。
また、顔やデリケートゾーン、化膿しているキズ・水虫への使用もNGです。
間違った使用をしなければ特に問題ないことは、医薬品全般にいえることになります。
使用上の注意をよく読んで、正しく使うようにしましょう。
ムヒER効き目は?使い方には要注意?!まとめ
ムヒERは、耳の中の繰り返すつらいかゆみに適した塗り薬です。
耳の中意外にも使用できますが、長期的に続けての使用は避けましょう。
使用上の注意をよく読み正しい使い方さえ守っていれば、とてもよく効くいい薬になります。
医薬品の扱いにはよく気を使うよう心がけましょう。