年末の恒例行事、今年はどうする?withコロナの年末

年末の恒例行事、今年はどうする?withコロナの年末

2020年10月30日
ニュース

新型コロナウイルスが流行して初めての年末を迎えます。

例年なら忘年会やクリスマスの計画を立てはじめる頃ですが、今年はいつも通りとはいかないでしょう。

新しい生活様式を踏まえた「withコロナ年末」には、どのような注意が必要となってくるのでしょうか。

年末年始の恒例行事はどうする?

毎年多くの行事を控えている年末年始ですが、新型コロナの感染終息が見えない中、いつも通り予定を立てていいものか‥多くの方がお悩みではないでしょうか。

今年はやめておこう‥と、恒例行事の自粛も検討されている方もいらっしゃると思います。

しかしその一方では、Gotoキャンペーンで食事や旅行の利用促進をされ、景気回復の動きも大事だと報道しています。

外食産業や旅行産業を助けるため、年末年始の恒例行事を行うというのもひとつの考え方です。

行事を実施したい!でもやっぱりコロナ感染が怖い‥こんな感じで判断に困っている方が大半では無いでしょうか。

ここはあせらず、一旦冷静に考えてみましょう。

各行事を行うとした場合、安全に行うためにはどうすればいいのか、

「Goto年末行事!」を目指し考えます。

新型コロナウイルスの特徴を理解する!

マスクの着用、手指の消毒、換気、人と人との間隔を空ける‥など、新型コロナ対策は今や誰もが理解するところです。

その対策は必須として他に何を注意すべきか、そこが大事となります。

それを導くためには、今一度新型コロナウイルスの特徴を理解すべきでしょう。

  • 空気感染はしない
  • 飛沫やウイルスが付着した物・場所に触れることで感染
  • 人と人との距離が2m以上なら飛沫は受けない
  • プラスチックなどツルツルした素材上には24時間以上生存

この特徴に基づいてリスク管理を行うことが大切となります。

例えば、飲食をともなうクリスマス会などの会食は、常時マスク着用は不可能となるでしょう。

そのような行事は、ウイルスの飛沫や付着、人との距離を空けることに最善の注意が必要となります。

換気が十分に行える場所の設定がまず第一となるでしょう。

窓が複数ある場所やテラスなどの野外会場が候補となります。

さらに食器はツルツルしない紙皿が良いし、各テーブルなど定間隔に消毒液や消毒シートの設置も有効となるでしょう。

また、人の配置にも工夫が必要です。

2mに近い距離を保てるテーブルに向かい合わせず交互対面に設置した方がリスク回避できます。

小さい子供には苦ですが、大声でしゃべらないことにも注意した方がいいでしょう。

大声といえば、もっとも注意が必要なシチュエーションは飲酒です。

飲酒は最大の要注意事項

飲酒をすると気分が高まり、自分自身の注意力を低下させてしまいます。

上にあげた注意点を悪げなくあっさり破ってしまうものなので最大の要注意事項といえます。

しかし、不可能ということでもありません。

例えば、パーテーションによる仕切りが施してあるテーブル席に、隣は空けて互い違いに着席できる換気が良い場所であれば、忘年会の実施は可能だろうと思います。

お店を利用する際には、事前にどのような対策を行っているか下調べしましょう。

会場貸切の自主開催なら、自分たちでリスク回避の状況をしっかり作ることができます。

また、一人はお酒飲めない人がいて注意をはらってくれれば万全なものに近づきますが、その係の人は楽しめませんね(汗)

このようなことを一人で企画するのは到底無理です。

毎年恒例の行事が控えていて悩んでいる担当の方、今年は例年とは違うので参加者全員との意見交換を行ってみてはいかがでしょうか。

話し合いで解決できることがきっとあるはずです。

その際は、上にあげた新型コロナウイルスの特徴を前提にリスク回避を考えてください。

行事当日や数日前から体調がすぐれない方には参加自体の回避をしていただくこともお忘れなく。

十分な話し合いの結果、残念ながら中止という判断もあってしかりです。

年末の恒例行事、今年はどうする?まとめ

「withコロナ年末」の「Goto年末行事」は、参加者や関係者全員で話し合い、対策した上での実行を目指しましょう。

絶対禁止というものではありませんし、今年一年我慢したストレスを少しでも発散できる機会はあった方がいいものです。

窮地にたった業者の助けにもなりますし、経済を持ち直す原動力にもなります。

SNSなどで自分たちのグループはこうした‥といった報告を発信して共有するのもいいかもしれませんね^^

この記事は2020年10月30日に投稿しました