安倍総理が潰瘍性大腸炎再発で辞任、潰瘍性大腸炎とは?

安倍総理が潰瘍性大腸炎再発で辞任、潰瘍性大腸炎とは?

2020年8月28日
ニュース

8月28日、安倍総理は会見を行い、新型コロナウイルスとインフルエンザの対策について述べられた後、自身の体調について発言された上で正式に辞意を表明されました。

持病である『潰瘍性大腸炎』の再発が原因です。

今回は緊急で『潰瘍性大腸炎』についてお話しします。

安倍総理辞意表明は痛恨の極み

安倍総理は、首相を勤めていた2007年に「潰瘍性大腸炎」が悪化したことにより、一度辞任された過去があります。

2012年に第2次安倍政権が発足し、先日連続在籍日数が歴代1位になったばかりでしたが、今年6月に再発の兆候が見られると、8月中旬に再発が確認されたということでした。

今後、新しい薬での継続的な治療が必要で、首相の任務に支障をきたすとの理由により辞任を決意したと発言されています。

安倍総理は会見で、辞任という決断は”断腸の思い”であると無念さをにじませています。

このような悔しい事態に追い込んだ、安倍総理の持病「潰瘍性大腸炎」とはどういう病気なのでしょうか。

一言でいうなら、『大腸ガンにもなりうる指定難病』です。

潰瘍性大腸炎とは?

「潰瘍性大腸炎」は、大腸内に潰瘍などの慢性的な炎症ができる消化器官の疾患で、国の指定難病となっている病気です。

症状としては、継続的な強い腹痛に下血をともなう下痢を起こしたりします。

長期化すると合併症のリスクも高くなり、大腸ガンを発症することもあるので怖い病気だといえます。

原因は、今のところ完全には判明しておらず不明なのですが、自身の免疫反応の異常などが関与していると考えられています。

一度発症すると完治は難しいというのですが、継続して治療を行うことで重症化を防ぐことはできるようです。

安倍総理も、無理がたたって持病の再発となった訳ですが、辞任して治療に専念すれば今以上にひどくなることはないかと思われます。

逆に無理に任期を全うしようとしていたら、重症化する恐れがあったことでしょう。

潰瘍性大腸炎にかからないためには‥

原因が不明な病気ということは予防できないのでは?と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、”特定の病気を予防する”という発想ではなく、”健康維持に務める”という意識を持つことで予防は可能です。

当ブログにおいても、あらゆる健康情報をお伝えしていますが、他のいろんな媒体からも情報を入手することができます。

その情報を元に、健康を維持するために行う小さな努力を継続することが、あらゆる病気の予防に繋がるのです。

元気に過ごすために健康は必然です。

みなさんも、ぜひ「健康維持」を最優先に考えてください。

安倍総理、長い間お疲れ様でした。