赤江珠緒さんと片岡篤史さんは、早い時期で新型コロナウイルスに感染されました。
赤江さんの場合、夫が先に感染し夫婦共に入院を余儀なくされ、小さい2歳の娘さんが陰性という難しい状況に見舞われています。
元プロ野球監督の片岡篤史さんは重篤な局面を乗り越えられれました。
そのお二方の経験が、「コロナ抗体研究」に生かされるようです。
二人が宮根誠司さんのテレビ番組に出演し心境を語られました。
赤江珠緒さんと宮根誠司さんの対談
7月29日放送のワイドショー『ミヤネ屋』にて、赤江珠緒さんと宮根誠司さんの対談が実現しました。
お互い元朝日放送出身で局アナ時代先輩後輩仲の二人は、フリーになってからはこの日が初対談とのこと。
独立の際に宮根さんが赤江さんに相談したという当時の思い出話しをした後、赤江さんは当時の苦悩を語られました。
当ブログの過去記事でも紹介していましたが、夫である伊藤賢治さんはテレビ朝日『報道ステーション』の制作スタッフでした。
メインキャスター富川悠太アナウンサーのコロナ感染報道後に感染が確認され、家庭内では隔離生活を送っていたとのことでしたが、わずか2歳の娘さんにパパには近づかないでと言っても無理だったそう。
寝ている伊藤さんの元で、はしゃいだりしていたようで、赤江さんがどんなに注意してもウイルスが舞ってしまいどこに付着しているかわからない状態だったとのことです。
赤江さんは感染の回避は不可能だと思っていたそうで、その不安が的中し数日後には陽性が判明しました。
一方で娘さんは陰性で、両親が感染した状態で幼い娘さんと生活しなくてはいけない状況に追い込まれます。
娘さんと離れた方がいいと促された赤絵さんでしたが、当時は緊急事態宣言の最中で預ける施設も無く、また高齢者の感染が危険視されていた時期に両親へ預ける判断もできず相当悩まれたようです。
そして赤江さんが下した決断は、一緒に暮らすという判断。
とても難しい判断だったようですが、幸い夫の伊藤さんと発症時期がずれていたおかけで、赤江さんの症状が重くなった時には伊藤さんが回復し、娘さんの面倒をバトンタッチできたことで何とか危機を乗り越えられました。
赤江さんはレギュラー放送中のTBSラジオ『たまむすび』に、随時ご自身の体験情報を公開され私たちに知らせてくれています。
その一連の貴重な体験と発言力・影響力を鑑みて、「コロナ抗体研究」での研究対象として協力要請されたのでしょう。
元プロ野球選手の片岡篤史さんでも苦悩
そして、この日の『ミヤネ屋』では、元プロ野球選手の片岡篤史さんもゲスト出演されています。
赤江さんと同じく「コロナ抗体研究」への協力を承諾された片岡さんは感染後かなり危険な状態まで重症化されました。
片岡さんは当時の辛かった症状のことを、今まで経験したことがないものだったと語られています。
野球をしていたので息があがるのはよくあったことだけども、今回の息のあがり方は全く別物で今まで体験したこと無いほど苦しいものだったとのこと。
屈強な元スポーツ選手なのに、座るという行為すら凄く辛い状況だったそうです。
片岡さんは、今回のことで三つのことを伝えたいと言葉を残されました。
「過信しない、自分の身は自分で守る、医療従事者に感謝」
スポーツをやっていたから健康管理は万全だと過信してはいけないことと、間違った行動一つでウイルスは感染してしまうので正しい情報を知り正しく行動するという自己防衛の大切さを学ばれたようです。
そして何より、医療の最前線で最も過酷な仕事をされている医療従事者の方々への感謝の気持ちはとても大きいものだと思います。
ところで「コロナ抗体研究」とは何なのでしょうか?
「コロナ抗体研究」とは?
「コロナ抗体研究」とは、横浜市立大学が発足した「コロナ回復者専用抗体検査プロジェクト」にて、回復者を対象とした大規模な抗体調査を実施し研究を行い、抗体研究の側面からコロナ感染の対策強化を計る計画のことです。
新型コロナウイルスからの回復者の協力を得て、感染の6カ月後と1年後、体内で生成される「抗体」を調べ、再感染のリスクや集団免疫の可能性の検討などに生かすという、今後のコロナ対策において重要なものとなります。
赤江さんと片岡さんは、このプロジェクトに参加し抗体検査を定期的に受けられるようです。
このプロジェクトでは、今は不明な抗体の有効期間をハッキリさせたり、地域別の調査によって自治体ごとの最適な対策ができることが期待されています。
さらにはワクチン開発にも研究データを生かせるようです。
横浜市立大のオンライン記者会見に出席した赤江さんは
「分からないことが多く、未知の病なのだと実感。研究で、病の輪郭が少しでも明らかになればと思う。自分自身の経験が役に立つことがあればと思い協力を決めた」
と語られました。
赤江珠緒さん片岡篤史さんが激白!コロナ抗体研究とは?まとめ
この度の新型コロナの流行は、未知なことが多く今尚判明されきれていません。
赤江珠緒さん片岡篤史さんが参加される「コロナ回復者専用抗体検査プロジェクト」にて、多くの未知が判明でき感染を抑える有効な手段がいち早く解明されることを期待してやみません。
快く協力を承諾された赤江さんと片岡さんにも感謝です。