安倍首相と山中先生の生放送まとめ

2020年5月7日
新型コロナ

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月6日20時よりヤフーとドワンゴ主催で「安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送」がライブ配信されました。

この配信は、事前に聞いた国民からの疑問の声を、安倍総理が直接回答するということで注目を集めましたが、どういう質問にどのように答えられたのでしょう。

簡単にまとめてみました。

安倍首相と山中先生が生放送

この生放送はフリーアナウンサー馬場典子さんの司会で、1時間の予定を10分超えて放送されました。

ヤフーとドワンゴを通して集計された質問に対し、安倍晋三総理が一つづつ返答していき、山中伸弥先生が補足を行ったり追加の疑問を投げかけたりされ、またそれに関して総理が答える、という流れです。

質問の内容は、新型コロナ感染症感染拡大防止策における様々な問題点や疑問点でした。

経済支援やオリンピックなどについても質問が出ていましたが、当ブログのテーマ「健康」に関わる内容だけの”まとめ”とさせていただきますのでご了承ください。

経済支援について知りたい方は、首相官邸サイト「くらしとしごとの支援策」をご覧ください。

質問と答え まとめ

では、質問と答えのまとめをどうぞ。

「質問」に対して、安倍総理の『答え』の順にまとめます。


「行動制限を一部緩和した県と、特定警戒都道府県の2つに分けたことで、かえって感染リスクが高くなるのでは?」

『3密等防いだ上、都道府県をまたぐ移動を避ければリスクが高まる心配はない』

山中先生の補足「やむ終えず移動しなければならない人がいたとしても、優しい気持ちを持って接して欲しい」

「PCR検査実施件数が少ないことに関してと、唾液による検査の活用の検討は?」

『能力を上げ活用できる環境を早急に整える、抗原検査の実用も目指している』

山中先生の補足「抗原検査とPCR検査の2段階での検査をぜひ実行して欲しい」

「大阪府が打ち出した独自の解除基準のような、国としての明確な数値基準・指数での判断は?」

『現状としては14日に一度状況分析を行い、その結果で基準を示したい』


当ブログに該当する内容では、大まかにこのような感じでした。

もっと具体的なことも言われていましたが、”簡単にまとめる”という趣旨でのお届けとなってますので、難しい内容は省略させていただいてます。

全編視聴した私の個人的な感想なんですが、正直今まで言われていたことの繰り返し‥の印象でした…

しかしそんな中、一点だけ良いニュースがあったのです!

希望の光見えた?!

山中先生によると、今世界中で、新型コロナウイルスに有効なワクチンの研究がなされていますが、実際問題かなり難しいそうです。

研究者の方々は、通常10年位かかるものを、2・3年で開発しようと懸命に努力されているのですが、来年のオリンピック開催までのワクチン開発は奇跡が起きない限り、正直間に合わないと言われました。

しかし、開発に時間がかかるワクチンに対して、新型コロナウイルスに有効な「治療薬」は日本が既存で持ち合わせていて、世界的にリードしているとのことなのです!

こちらでのアプローチが効果的に行えれば、1年後には新型コロナウイルスのインフルエンザ並の扱いが可能になると、山中先生はおっしゃていました。

つまり、感染しても重篤化するケースはほとんど無くなるということです。

この件に関しては、安倍総理も頼もしいことを言われています。

今月中に、国産アビガンの承認を実現させる、とのことなのです。

山中先生によると、このアビガン承認の今月中というのは異例の速さらしく、特例中の特例とのこと。

日本には、アビガンの他にも国産で優良な治療薬があり、その有効薬の承認をどんどん推し進めていくことで、新型コロナウイルスの流行も終息しオリンピック開催にも光がさすと、山中先生は見解を述べられました。

このことは、希望の光が見えてきたと言ってもいいのではないでしょうか。

私たちは希望を胸に、もうしばらく自粛を頑張りましょう!

「安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送」の配信動画全編は下記のリンク先にて視聴できます。

#首相に質問 「コロナ」対策の疑問に答える番組(アーカイブ)