新型コロナウイルス感染予防のことでナーバスになっていませんか?
どこまで実行すべきか悩む、報道が分かりづらく困っている、そもそも実行が不可能な環境だ…
感染予防は行うことが多くて色々難しいイメージがあります。
でも、実は噛み砕けば決して難しいことではありません。
考え過ぎないことが大切です。
外出はしていい
「外出しない」を難しく考えていませんか?
じっと家にいたらむしろ体調が悪くなる、通院している病院にも行けないのか、など「外出しない」というワードに各自それぞれの環境を当てはめ、無理だと感じる方がいるように感じます。
しかし政府が言っているのは「不要不急な外出をしない」ということ。
「必要な外出」は禁じてはいないのです。
「必要な外出」とは以下のようなことになります。
- 健康維持の為の散歩
- 定期通院している医療機関への受診
- 食料品など日常生活を送る為必要なものの買い物
- 出社しないと成立しない就業場所への出勤
- 禁止されていない地域の学校への登校
一般的に、このような外出は大丈夫なんです。
ガチガチに家にいなければならない、監禁状態になるということではないと安心してください。
買いだめしなくても、必要な時に必要なものの買い物をしていいのです。
気分転換の散歩もしてください。
ただし、その外出時には必ず実行しないといけない予防行動があります。
外出時に必ず必要な予防行動
必要な外出は必要な時に行ってもいいのですが、その外出時には必ず実行しないといけない予防行動があります。
一つは「マスクの着用」です。
今さらなことではありますが、一歩外へ出ると感染リスクが1%でも発生します。
新型コロナウイルスは、口や鼻などの粘膜から体内へ侵入するので、そこを守ることは大事なことです。
外出時に限らず、無意識に口元を触るという行為は意外と誰でもやっています。
外出時にそれをやってしまうとウイルスを取り込む恐れがあるのですが、マスクさえしていればそれを防ぐことができるのです。
そしてもう一つが「ソーシャルディスタンス」になります。
「ソーシャルディスタンス」については前記事「人との接触8割減ってできること?」でも触れましたが、これが一番大事なことといえます。
おさらいすると「ソーシャルディスタンス」とは、人と人との間隔を1m〜2m空ける、人との距離を1m〜2m保つということです。
これが新型コロナウイルスの飛沫を受けずに済むセイフティーな距離となるので、この距離を置くことが大変重要になります。
「マスク着用」と「ソーシャルディスタンス」を意識して実行すれば、外出も危険なものではなくなるのです。
そしてもう一つ、外出先や帰宅時の手洗い又は消毒も大事になります。
手洗い消毒も含めた正しい予防行動については、当ブログの別記事に詳細を掲載していますので、そちらもご覧ください。→マスクの表裏の見分け方など、正しい予防方法
「ウイルス」と「花粉」は違う
過剰になり過ぎないでほしいことがもう一つあります。
それは、外にある全てのものにウイルスがついていると思わないでほしいということです。
日本は「花粉症」の方がとても多く、その花粉対策も多くの皆さんが知っていて実行されています。
その「花粉症対策」と「新型コロナ対策」を同じ感覚で行っている方がとても多いように感じます。
「花粉症」の対策は今回の「新型コロナ」には当てはまりません。
「ウイルス」は「花粉」と違って空中浮遊していないので、ただ外に出ただけでは衣服につくことはないのです。
人がいるところへ行った、又は不特製多数の人が触れていそうなものに触れた(ベンチに座ったなど)時の外出後には、衣服の消毒や洗濯は必要ですが、人と接さない散歩などの外出後は必要ありません。
洗濯物を外に干すことや、外に洗濯したものに触れることを恐れている人もいるようですが、洗濯した時点でウイルスは付着してませんので、外に干してた衣服にウイルスが飛んでくることもないのです。
お庭やベランダは外だから不安だと感じてる方もいるようですが、外に出る度に手洗いやアルコール消毒する必要は全くいりません。
家族しか出入りしない場所であればウイルスが持ち込まれる心配もないので、普通の家庭のお庭やベランダは安心できる場所といえます。
人がいる場所からの外出先から帰った時の手洗い消毒を徹底できていれば、家庭内にウイルスは持ち込まれず、自宅の敷地内は屋外であろうが安全な場所なのです。
家では力を抜いて、リラックスして過ごしましょう。
予防対策は肩の力を抜いて
「ウイルス」は基本的に人との接触や会話などの行為と、感染した人が触れたものを触ることで感染するものです。
「ソーシャルディスタンス」を意識した行動と、人が触ったかもしれないものに触れた後の手洗い又は消毒さえしっかり行えば感染の心配はありません。
この2点を意識し重視した行動で新型コロナウイルスの感染は防げるのです。
決して難しいことではありませんので、肩の力を抜いて取り組みましょう。